高専生が日頃培った〈ものづくりの技術〉と、AI(人工知能)分野で特に成果を出す技術〈ディープラーニング〉を活用して、企業の評価額を競うコンテスト「全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト(以下DCON)」(主催:日本ディープラーニング協会 以下JDLA)が、「第4回日本オープンイノベーション大賞 選考委員会特別賞」を受賞いたしました。
2022年2月22日(火)に開催された表彰式には、㈱経営共創基盤(IGPI)共同経営者マネージングディレクター/㈱先端技術共創機構(ATAC)代表取締役の川上登福氏と、JDLAより岡田隆太朗理事・事務局長が参加致しました。
受賞概要
受賞
全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト(通称:DCON)
受賞者
・松尾 豊
(国立大学法人東京大学大学院 教授/(一社)日本ディープラーニング協会 理事長/DCON 実行委員会 実行委員長)
・岡田 隆太朗
((一社)日本ディープラーニング協会理事 兼 事務局長 /DCON 実行委員会 事務局長)
・谷口 功
(独立行政法人国立高等専門学校機構 理事長)
・川上 登福
(㈱経営共創基盤(IGPI)共同経営者マネージングディレクター/㈱先端技術共創機構(ATAC)代表取締役)
・草野 隆史
(㈱ブレインパッド 代表取締役社長)
概要
全国高等専門学校生を対象として、「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品から生み出される「事業性」を企業評価額で競う全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト(通称:DCON)を実施。
目的
AI人材を育成しつつ、高専生が生み出す価値を金額で評価することで社会と接続させ、広く周知することで、すべての社会人に対して、先端技術を活用した産業競争力向上への意欲増進を促す。関係者の連携により、イノベーションが創出されるエコシステムを創出。
内容
評価軸は技術審査員によるディープラーニングとものづくり技術の信頼性と新規性の審査とベンチャーキャピタリストによる“企業評価額”(金額)。応募者(高専チーム)に対しては、起業家によるメンター制度を導入。
効果
・「DCON」に出場した高専生の起業を支援する「DCON Start Up 応援1億円基金」を設立済。
・エントリーチーム数 43チーム(30高専より)
・「DCON」出場から3社の起業
・最高企業評価額 6億円
・DCONコンソーシアム参加企業数 66社
表彰式概要
日時:2022年2月22日(火) 17:00~19:00
場所:中央合同庁舎8号館 講堂(内閣府講堂)
※新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み一般参加はオンラインのみ
受賞発表:https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20220128oip.html
<DCONについて>
■概要:
高等専門学校の学生が日頃培った〈ものづくりの技術〉と〈ディープラーニング〉を活用した作品を制作し、生み出される〈事業性〉を企業評価額で競うコンテスト。
■主催:JDLA
■運営:DCON実行委員会
・公式ホームページ https://dcon.ai/2022/
・Facebook https://www.facebook.com/DCON123/
・Twitter https://twitter.com/DCON_JDLA