JDLAでは、協会活動に資する専門のテーマを議論して実務に直結するアウトプットを発信する場として「研究会」を新たに設置し、本年度は「AIガバナンスとその評価」と「契約締結におけるAI品質保証の在り方」の2つの研究会が始動しています。
<研究会テーマ>
■「AIガバナンスとその評価」
目的:AIに関する開発や利活用の原則が国内外で提示されている一方で、具体的な運用においては検討すべきプロセス、仕組み、論点、課題が数多くあります。本研究会では多様なアクターによる管理・評価の在り方を「ガバナンス」と定義し、どのようなガバナンスの形があり得るかについて調査し、信頼されるAIの構築に向けて議論を行います。
2020 年 7 月 31 日(火)開催
内容:
イントロダクション「本研究会の目的と進め方の共有」
話題提供「AI ガバナンスをめぐる国内外の動向」江間有沙氏(東京大学未来ビジョンセンター特任講師、JDLA 理事)
質疑応答/ディスカッション
■「契約締結におけるAI品質保証の在り方」
目的:AI利活用を進める上でさまざまなステークホルダー間にある「品質保証」に対する概念や理解の不一致を解消し、法曹の観点から示すことのできる合意形成のプロセスや最低限のチェックポイントを網羅的にまとめ、AI開発におけるトラブル防止に繋げるとともに契約締結の円滑化によってAI利活用の促進をはかります。
2020 年 8 月 3 日 (月)開催
内容:
イントロダクション:本研究会の目的と進め方
話題提供「通常システムにおける品質」石川冬樹氏(国立情報学研究所)
質疑応答・ディスカッション
<研究会概要資料>
資料はこちらよりご覧いただけます。
JDLA研究会は当協会会員メンバーによって構成されています。活動に関心のある方はオブザーブ参加を受け付けております。入会とあわせてお問合せいただけますと幸いです。
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