・100 万戸を超える賃貸物件の画像をWeb サイトに掲載する際に、従来は営業スタッフが手作業でリビングやキッチン、玄関、洗面所などのカテゴリに分類していた(1 部屋あたり約20 枚の外観・室内写真に対して、分類を実施)。
・膨大な作業時間の効率化が課題に(登録作業には物件1 件あたり5 〜10 分を要し、その登録総数は年間30 万件近くにのぼる)。
・「働き方改革」の一環として、ディープラーニングを活用した賃貸物件の画像分類システムを構築。
→ディープラーニングにより物件画像を21 種のカテゴリに分類し、Web サイトへの登録作業まで自動化することで作業時間を70%、月3,000 時間削減。
・画像分類モデルには畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を採用。誤った分類結果に関する修正ログの蓄積を行うことで、今後のさらなる分類精度向上に活用していく方針。
出典:「G検定公式テキスト第2版」(翔泳社・2021年)より
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