2024年11月14日(水)、岐阜県庁舎ミナモホールにて「清流の国ぎふ」DX推進フォーラム(主催:岐阜県・岐阜県DX推進フォーラム)が開催され、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)はブース出展で参加しました。また、当協会理事で東京大学未来ビジョン研究センター客員教授の西山圭太氏が「DXの思考法 〜地方にこそDXの場がある」をテーマに講演を行いました。
DX推進フォーラムについて
DX推進フォーラムは、岐阜県が主催するイベントで、デジタル時代における新たな価値創造や、文化・芸術分野でのテクノロジー活用について意見を交わす場です。地域の企業や行政関係者が一堂に会し、DXの可能性や導入に対する理解を深めることを目的としています。
開催概要:
・イベント名:「清流の国ぎふ」DX推進フォーラム
・日時:2024年11月14日(水)14:00~16:00
・会場:岐阜県庁 1階ミナモホール(岐阜市薮田南2-1-1)
第一部講演:西山理事による講演
講演テーマ「DXの思考法 〜地方にこそDXの場がある」では、西山理事がデジタル技術の本質について触れ、単なるツールではなく、組織のコミュニケーションや意思決定プロセス、サービス提供方法を根本から変える力があると強調しました。500人収容のホールはほぼ満席で、DX導入に成功した企業や医療機関の具体的な事例を紹介し、DXの本質は部門横断的な技術活用によって縦割り構造を変革することにあると説明しました。講演後の質疑応答では、DXに対する理解の重要性について質問があり、西山理事は個人レベルでのデジタル技術への理解が不可欠であると述べました。
岐阜県がJDLAの行政会員として入会
岐阜県は本イベントをきっかけにJDLAの行政会員として入会し、今後はJDLAとの連携を通じて、地域におけるAI・DXの普及を目指し、産業振興や行政サービスの向上に貢献していきます。
イベントおよびJDLAブースの様子
JDLAは今回のフォーラムでブースを出展し、AI導入を検討する企業や自治体関係者に生成AI活用の導入事例を紹介しました。ブースでは、JDLAの活動や概要を紹介するポスターや、会員企業8社による生成AIの活用事例をパネル形式で展示し、来場者に具体的な活用方法や導入メリットを伝えました。
また、AI業界の最新動向に関する相談にも応じ、JDLAが実施するAI関連資格(G検定・E資格)の説明を行いました。特に、講演後にはG検定について関心を持った来場者が多数訪れ、地域におけるAI普及への関心の高さが伺えました。JDLAブースは多くの来場者の関心を集め、地域でのAI技術活用の可能性を感じていただける場となりました。
イベントに関する問合せ:event@jdla.org
入会に関する問合せ:members@jdla.org